仕事をやめたいおもって退職を決意したとしても中々言い出せないという事はあると思います。
この記事では会社を辞めるための段取りを一通り順番に記載します。
どうしても正規の方法で辞めることができない人には退職代行をおすすめします。
直属の上司とアポを取る
会社を辞める場合の正規な方法はまずは上司と1対1で退職を切り出す事になります。
最初に行うべきは退職を切り出すために上司と1対1で面談の約束をすることです。
面談の約束をするのはメールやSNSなどで十分です。
会社としても他の社員には社員の退職話を感づかれたくないので、
電話や口頭よりもメールやSNSのほうが喜ばれると思います。
日時と場所だけしっかりと決めましょう。
コロナ後の今は在宅勤務も増えましたので日頃から在宅勤務の方もいるでしょう。
または、派遣先に常駐していて上司や本社勤務というパターンもあります。
そういう場合はZoomやTeamsなどのオンライン面談でも上司が同意すれば問題ないと思います。
退職願を準備する
退職相談の日程のアポイントメントを取ったのちは念のため退職願を準備して望みましょう。
退職願は形式的な書類ではありますが本人の自発的な退職であることを示す物証になります。
退職の意思が本当であることをしっかりと確認するために企業側にとっても重要な書類になります。
退職願の提出タイミング
1度目の退職相談では簡単には受け取ってもらえないことも多いので後からの提出でも大丈夫です。
企業の社内規定で退職の1カ月前までなどの規定がある場合もあるので規定前に出すのが無難です。
転職する場合は退職希望期日と転職期日を調整する必要があります。
退職願を書くのに準備するもの
- 封筒 長径3号か長径4号
- 便箋 A4用紙またはB5かセミB5用紙サイズ
- ボールペン 手書きの場合
退職願のテンプレート
退職願サンプル (年号版)
退職の意思を伝える
上司と面談したら退職したい意向をしっかりと伝えましょう。
退職理由を必ず聞かれますので返答の準備が必要です。
退職理由で「会社の待遇の不満」や「人間関係の不満」をぶつけるのはやめましょう。
病気などの健康上の問題や介護や結婚、出産などの場合はそのまま伝えるればよいです。
転職の場合は素直に転職と伝えるのがすっきりするでしょう。
退職に苦戦する場合もある
基本は何度かの面談を繰り返して退職の意思が固い事を理解してもらいやめることになります。
ブラック企業に勤めていると上司に激高されて、退職に同意してくれない場合もあります。
企業自体はまともでも上司ガチャに外れてしまう事もあるでしょう。
たまたま変わった上司の部下だったために退職願をすんなり聞き入れられないなんて悲劇ですね。
退職代行の利用という選択肢もある
どうしても退職に同意しれくれない企業であれば退職代行を利用する方法もあります。
普段から上司からパワハラやセクハラを受けている人もいるでしょう。
二人っきりで面談するなんて絶対無理な人もいるでしょう。
そういう場合には気兼ねなく退職代行の利用をおすすめします。
退職代行については別の記事にまとめております。→こちら