未経験からITエンジニアに転職するのはきついからやめとけ!?

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未経験からITエンジニアになるのは辛いからやめとけ!

こういう意見をたまに聞きますが実際はどうなのでしょうか。

ITエンジニア業務のメリットとデメリットについて解説していきます。

ITエンジニアの業務は確かにきつくて辛い面があり、決して楽に稼げる職業ではありません。

ITエンジニアになるには医師・会計士・弁護士のような国家資格は不要です。

ITエンジニアは年々需要が高まっておりますが就業人数が足りておらずこの先も需要は増えていく、将来性のある魅力的な職業です。

また、学歴がなく未経験からでもスキルを積んで
転職していけば年収の積み上げが可能です。

目次

ITエンジニアのデメリット

残業時間が長い

注文納期が日程的に無理な案件依頼がどこの現場に行っても日本中に当たり前のように存在してるんですよね。

残念ながら残業で無理な日程をカバーする日常が横行しております。

ソフトウェアエンジニアはリリース後にバグが発生したらすぐに修正が必要になる場面もあり修正が完了するまで帰宅できないこともあります。

上記のような理由からITエンジニアは残業時間が長く、長時間労働になりがちです。

休日夜間勤務がある

本番環境への製品リリースは平日日中だと顧客が使っているサービスが停止するなどの影響があります。

そのため顧客が利用していない休日夜間の勤務が発生します。

辰巳つよし

年末年始や連休に作業が入る場合も・・・

連休明けの朝に現地で翌営業日待機が必要なこともあります。

インフラエンジニアの中でも初心者が参入しやすいのが監視オペレータです。

監視オペレータ業務には24H365体制でシフト体制で業務を回すため常に休日夜間勤務があります。

監視オペレータはトータル労働時間は少ないですが未経験でも参入しやすいため年収は低めです。

常に勉強、成長し続ける必要がある。

IT業界は技術革新スピードがとても激しく、成長速度の速さから以下のように例えられてきました。

ドッグイヤー

犬が人間の7倍の速度で成長することからの例えです。1990年代に使われました。

マウスイヤー


ネズミが人間の18倍の速度で成長することからの例えです。2000年代に使われました。

日進月歩で変化している技術革新に対応するためITエンジニアは常に勉強し、成長し続ける必要があります。

事実、私が就職してから20年間、IT技術は常に進化しており業務で使う製品にも絶えず変化があります。

今まで経験したことがない技術が常に使われており都度勉強しながら業務経験を積みました。

ITエンジニアのデメリットまとめ
  • 残業時間が多い。
  • 休日夜間帯の勤務がある。
  • 常に新技術の勉強と成長が必要。

ITエンジニアのメリット

未経験でも転職しやすい

ITエンジニアは国家資格が必要な医師・会計士・弁護士とは異なり、学歴や資格がなくても参入可能な職業です。

未経験からのITエンジニア転職は新卒採用でない場合、テスター、コールセンター、監視オペレータなど特に業務知識がなくても就職しやすい仕事に限られます。

私が最初に入社した会社には30歳で別業界から転職してきた年上の後輩がいました。

2社目の上司は初就職が30歳でした。

楽しくスキルを学習できる


ITエンジニアが業務に必要な勉強は資格試験では学生時代に行う机上のペーパー試験と同類の勉強もあります。

しかし、それだけではありません。プログラミングのコードを書いたり、クラウド上の仮想環境にサーバを構築したりと単純な勉強とは違いゲーム感覚で楽しんで技術習得が可能です。

優秀なエンジニアには学業の勉強は苦手な方や最終学歴が高卒の方もたくさんいます。

学校の勉強ができるのとエンジニアのスキルは必ずしもリンクしないという事です。

スキルアップ後の転職により年収アップ

IT業界はスキルアップしていく事で転職により年収増加がしやすい業界です。

未経験者が参入しやすい監視オペレータやコールセンターなどは技術力をあまり必要としないため管理職にならない限り市場価値が低いため年収が低めです。

私も監視オペレータからスタートしましたが資格取得と実機購入学習後の転職により運用保守エンジニア、設計構築エンジニアへと業務レイヤー変更して年収アップできました。

キャリア戦略を練って勉強しながら転職を何度か行い年収アップを図りましょう。


中途採用を受け入れるかどうかは企業体質によりますがITエンジニアは転職、中途採用は当たり前です。

辰巳つよし

風通しのよい社風の企業を選べば中途採用だからと出世コースから外れることはありません。

世の中の技術革新と共に成長できる

デメリットにあげましたがIT業界は技術革新が速いため常に最新技術の勉強が必要となります。

しかし、このデメリットはIT業界最大のメリットにもなります。

デジタル技術の革新がおこり、世界全体に大きな技術革新が起きた場合、年齢が高いほどその変化を受け入れるのは困難になります。

その際、ITエンジニアとして日々の業務で新しい技術情報に触れていれば自動的に社会の変化を柔軟に受け入れる感覚をつけることができます。

辰巳つよし

同じ業務内容をずっと続けていると飽きる人にはITエンジニアは常に変化があるため飽きにくい職業です。

 

ITエンジニアのメリットまとめ
  • 学歴、資格がない未経験者でも職務内容を選べは参入が可能。
  • プログラミング学習やサーバ構築などゲーム感覚で技術が習得できる。
  • スキルアップと転職の戦略を立てて実行すれば年収アップできる。
  • 世の中の技術革新と共に成長できる。

まとめ

辰巳つよし

最後にメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
未経験者でも参入可能。
・ゲーム感覚で技術が習得できる。
・スキルアップ転職で年収アップ可能。
世の中の技術革新と共に成長できる。
・残業時間が多い。
・休日夜間帯勤務が必要な場合がある。
・常に新技術の勉強が必要。
メリットとデメリット

ITエンジニアは勤務時間が長く、休日夜間作業もあり、常にスキルアップを続けていくのは決して簡単ではありません。

ITエンジニアは新時代の技術革新を常に感じられる職業です。

学歴なし、未経験からでもスキルアップ戦略を立てて、転職を繰り返せば年収アップが可能です。

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