インフラエンジニアの資格勉強方法

2023年8月11日

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インフラエンジニアの資格の
勉強方法はいくつかありますが
代表的な学習資料を紹介します。

どの資格を勉強するかで
適材なサイトや資料は変わります。

資格勉強法について

資格勉強が得意な人は自分なりの
勉強法があるかと思いますが
まずは資格勉強が初めての人、
学生時代にあまり勉強習慣がない人向けに
資格勉強の方法について解説します。

資格勉強が続けらない、
勉強のやり方が分からない
という人の場合は
以下の順番の学習方法が
効率的でお勧めです。

問題集ベースで学習していって、
問題の解答欄の解説を読みながら理解する。
たくさん問題集を解いていって
苦手分野の教科書部分を読む。
最終的には教科書の全体を読む。
(分からないところだけ
読むでも資格試験は合格できる。)

1の段階では問題を見ても答えは
分からないと思いますが
問題分はこんな問題が出るんだな
ぐらいの気持ちで眺めます。

さっさと答えを見て回答がどれであるかと
特に回答の解説を重点的に読みます。

問題文の答えがなぜそれになるのかを
覚えていくイメージです。

そのため問題集選びでは解説が
しっかり書かれているかが
重要になります。

学生時代に比べると
年齢と共に記憶力は
確実に落ちていきますので
大事な点は一問に時間を
あまりかけずにどんどん
回答を見ていく事です。

教科書の読破から最初に入ると
一回目ではなかなか理解できない
かつ一冊読み終えるのに
時間がかかるので
とても効率が悪いです。

教科書理解から入ると
教科書読む時点で辛くて
脱落する人もいると思います。

学生時代に教科書をノートに
書き写して覚える勉強法を
やってた人はそのままやると
無限に時間がかかるので
さっさと問題と解答を
覚える勉強法を覚えましょう。

辰巳つよし

私自身が20代前半の頃は
専門学校卒業の流れで
インフラエンジニアに
なっただけで
モチベーションが低く、
教科書を読んでも
理解できず資格勉強が
長続きしませんでした。

本格的に資格勉強を始めるに
あたって問題集ベースの
学習の方が効率が良いと
気が付いたところ自然に
勉強習慣がついて資格合格まで
いけるようになりました。

資格試験の問題難易度は
年々上がっておりますが
勉強できるサイトや環境は
以前よりはるかに揃っていると思います。

動画やSNSで情報収集も
今なら無料でできます。
構築環境も昔は実機を買うか、
何万もするシュミレータを買って
勉強するしかなかったです。

今はネットワーク構築であれば
Packet trackerがありますし、
サーバ構築であればパソコンに
Virtrualbox、Vmwareなどの
仮想環境を構築できます。

またはクラウド環境でAWSなどに
構築できるようになったので
相対的な難易度は結局、
同じぐらいではないかと思います。

Ping-t

Ping-tは10年以上前から
Cisco試験やLinux試験の
資格勉強では定番のサイトになります。

↓以下リンクです。
Ping-t

私が新卒だった20年前にはなかったので
Ping-tが出来た時は通勤中にスマホでも
勉強できたので大変感動しました。

試験問題の改訂にも対応しており、
対応問題の種類は年々増加しております。

但し、受験者数が少ないレアな試験には
対応していないため対応問題の確認が必要です。

会員登録すれば一部問題は無料で勉強できます。プレミアムコンテンツは
有料決済後に利用できるようになります。

お得な点として問題ごとの
ばら売りではなく、
有料会員に登録すれば
全問題が受講できます。

【支払方法】
銀行振込かクレジットカード
（VISA/MASTER）決済

プレミアムコンテンツの
料金は期間で変わります。

どこまで試験を受けるか等で
期間を検討しましょう。

1カ月と6カ月で値段は倍で
済みますので、6カ月以上がお勧めです。

スクロールできます

ご利用期間	料金
1カ月	2,400円（税込み）
2ヶ月	3,200円（税込み）
3ヶ月	3,800円（税込み）
6ヶ月	4,800円（税込み）
12ヶ月	6,800円（税込み）
24ヶ月	9,800円（税込み）
36ヶ月	12,800円（税込み）

プレミアムコンテンツ料金

無料を含めたプレミアムコンテンツで
受講できる試験を一覧にしました。

スクロールできます

試験種別	試験詳細
Cisco	CCNA(200-301)、CCNP ENCOR(350-401)、CCNP ENARSI(300-410)
AWS	ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-C03)
LPIC	Lv1-101,102(Ver5.0)、 Lv2-201,202(Ver4.5)、 Lv3-300(Ver1.0)、LPIC Lv3-303,304(Ver2.0)
LinuC	Lv1-101,102(Ver10.0)、Lv2-201,202(Ver10.0)、 Lv3-300、Lv3-303(Ver2.0)、Lv3-304(Ver2.0)
Oracle	Master Bronze DBA 2019(1Z0-085) Master Silver SQL 2019(1Z0-071)
HTML5	HTML5プロフェッショナル認定資格レベル1(v2.5)
PostgreSQL	OSS-DB Silver(Ver2.0)
ITIL	ITILファンデーション(v3-2011)
Linux	Linux Essentials Ver1.6(010-160)
国家試験	ITパスポート

受講できる教材

LPICとLinuCなどの試験を
受ける際はPing-tで
バウチャーチケットを購入すれば
割引金額で受験可能です。

本(教科書・問題集)

教科書は1冊に必要な勉強範囲が
まとまっているため試験範囲の
全量を把握しやすいです。

資格に合格した後でも
専門書やサイト見るより
資格本の方がむしろ見やすくて
まとまって見やすいものもあります。

元のサイズが大型本になりますので
Kindleなどの
電子書籍で見る場合は
大型タブレットで見ましょう。

画面が小さいスマホだと
1ページごとに拡大しないと
文字が読めないと思います。

注意点として海外の公式本を買う場合は
日本語版でも書店で一度中身を
確認してからの購入をお勧めします。

理由として日本人と欧米人では
図解と文字に対する感覚が異なるためです。

日本人は図や表をビジュアルで
理解するほうが分かりやすいと感じますが
欧米人は図解よりも文字で
説明する本を好むためです。

そのため海外公式本は文字の
羅列が多く図解が少ないので
多くの日本人には
難解に感じると思います。

問題集はping-tで十分な資格も
多いのですが問題数をたくさん
解いておきたいなどがあれば
追加購入しても良いと思います。

またping-tには問題集がない
資格を取得する場合は
問題集の購入学習が
基本になるかと思います。

CCNA (200-301)

シスコ技術者認定教科書
CCNA 完全合格テキスト&問題集
[対応試験]200-301

通称白本と呼ばれています。
教科書と問題集がセットになっているため、
問題を解いてから
教科書部分を読む事で一冊で
両方を効率よく学習する事ができます。

徹底攻略Cisco CCNA問題集
[200-301 CCNA]対応

通称黒本と呼ばれている問題集になります。
以前の試験バージョンでは教科書が
発売されている時もありましたが
現在は問題集のみの発売となります。

CCNP ENCOR (350-401)

通称白本と呼ばれています。
CCNAと同様で教科書と問題集が
セットになっているため、
問題を解いてから教科書部分を
読む事で一冊で両方を
効率よく学習する事ができます。

シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト＆問題集
［対応試験］コア試験
ENCOR（350-401）

CCNP ENARSI (300-410)

シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト＆問題集
［対応試験］コンセントレーション試験 ENARSI（300-410)

LPIC レベル1

Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応

通称あずき本と呼ばれています。
教科書です。
「101試験」「102試験」の
2試験に対応しています。

Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応

問題集になります。
基本はping-tのみでも
いけるのですが問題数に不安を
感じる人は組み合わせて勉強する
価値は結構ある問題集かと思います。

「101試験」「102試験」の
2試験に対応しています。

LPIC レベル2

Linux教科書 LPICレベル2
Version 4.5対応

通称あずき本と呼ばれている教科書です。
「201試験」「202試験」の
2試験に対応しています。

Linux教科書 LPICレベル2
スピードマスター
問題集 Version4.5対応

問題集になります。
LPICレベル1同様に基本はping-tのみでも
いけるのですが問題数に不安を
感じる人は組み合わせて勉強する
価値は結構ある問題集かと思います。

「201試験」「202試験」の
2試験に対応しています。

LinuC レベル1

Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応

通称あずき本と呼ばれている教科書です。
「101試験」「102試験」の
2試験に対応しています。

Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応

LinuC レベル2

Linux教科書 LinuCレベル2 Version 10.0対応

通称あずき本と呼ばれている教科書です。
「201試験」「202試験」の
2試験に対応しています。

Linux教科書 LinuCレベル2 スピードマスター問題集 Version 10.0対応

AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト

(模擬問題付き)徹底攻略 AWS認定ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書第3版［SAA-C03］対応

通称黒本のAWS
ソリューションアーキテクト
アソシエイト版の教科書です。

一夜漬け　AWS認定ソリューションアーキテクト　アソシエイト［C03対応］直前対策テキスト

AWS ソリューションアーキテクト
アソシエイト版の教科書になります。
基礎知識はある人向けの教科書になります。

Udemy

動画で解説してくれるので
分かりやすいのが
Udemyとなります。

辰巳つよし

動画で資格の
勉強ができるなんて
かつてはとても
考えられなかったので
便利な時代になりましたね。

Udemyは口座単位での
課金支払いとなり、
価格はそこそこしますが
受講期間は無期限なので
ずっと視聴できます。
資格試験の内容が変わる期間に
さえ注意すれば大丈夫です。

未経験者の方が基礎を一から
教わりたいのであれば
スクール学習よりは
格安という考え方もできます。

所属会社でUdemy businessに
加入していれば見放題プランも
ありますが
20名以上からで
契約人数で金額も
変わりますので個人契約は
できなくなってます。

CCNA

ウズウズカレッジ動画教材

CCNAについて完全未経験者からでも
理解できるような分かりやすい
内容となっております。

導入編は無料で視聴できますので
購入するか悩む人はまずは
導入編からお試しすると良いでしょう。

前編と後編分かれている
バージョンと合体した完全版があります。

価格はどちらも変わりませんので
お好みの方どちらかになります。

難点は前編と後編合わせると
総時間: 36時間47分で
とても長い事です。

全部見ると仕事が終わってからと
土日に毎日見ても1～2カ月は
かかるのと思いますので
動画で学んだ部分は問題集を
始めながら進めた方が
頭に入るのではないかと思います。

私は自社研修全くなしでいきなり現場に
放り込まれてかなり苦戦したので
自分が新卒の時に合ってくれたら
分かりやすかっただろうなと思います。

分かりやすい反面、
資格勉強という観点からすると
動画を36時間も見るのは
効率が悪いのも事実です。

動画をずっと視聴して問題集に
いつまでも入らないと
受験前に
飽きてしまう恐れがあるので
注意しましょう。

●導入編(無料) セクションの数: 4 •
レクチャーの数: 18 • 総時間: 1時間56分

【導入編・無料】未経験から合格！Cisco CCNA試験対策講座（Packet Tracerの演習も完備！）0-301-n0/

●前編(4,200円)　セクションの数: 22 • レクチャーの数: 134 • 総時間: 23時間11分

【前編】未経験から合格！Cisco CCNA試験対策講座（Packet Tracerの演習も完備！

●後編(5,600円) セクションの数: 14 • レクチャーの数: 63 • 総時間: 14時間50分

【後編】Cisco CCNA試験対策講座！初心者のための合格講座【現役エンジニア講師に質問し放題】

●完全版(9,800円) セクションの数: 31 • レクチャーの数: 188 • 総時間: 36時間47分

【完全版（前編＋後編）】未経験から合格！Cisco CCNA試験対策講座（Packet Tracerの演習も完備！）

【超絶入門】CCNA対策 Packet Tracerで学ぶハンズオン講座

こちらはCCNA対策というよりは
ハンズオンメインで実構築に
近い内容を体験して
学習する内容になっています。

価格休めで時間も短いので
資格勉強を始める前の段階で
ネットワークエンジニアになるか
どうかお試しでやってみるなどの
用途が向いているかと思います。

●3600円セクションの数: 14 • レクチャーの数: 38 • 総時間: 3時間39分

【超絶入門】CCNA対策 Packet Tracerで学ぶハンズオン講座